こんにんちは、KOMです。
今回ご紹介する本は、「あと3か月でどうにかお金を稼ぎたいならスモールビジネス戦略だ!」(中村裕昭 著)です。
この本を読んだきっかけは、Kindle Unlimitedで何か面白そうなものないかなと見ていたら、ついついタイトルで読み始めてしまいました。
結果として面白かったので、ご紹介したいと思います。
ちなみに、Kindle Unlimitedにまだ入っていない方は、月額980円ですごい数の本が読めるので、読書好きな方にはおすすめです。
しょぼい本しかないのでは?と思いましが、かなりいい本がたくさんあります。1冊読めば普通に元が取れます。
Contents
どんな人におすすめか?
給料が上がらないので、何か副業を始めたいと思っている方
将来は起業をしたいと考えている方
基本的には、何か新しい収入源を作りたいと思っている方にはお勧めだと思います。ビジネスの選択基準や営業の考え方も書いてあって、いろいろと学べることが多いと思います。
まずはお金を生み出す仕組みを知る
この本の中でも著者が実際に行っているビジネスに関することも書いてあるますが、まずはそこに飛びつくのではなく、そうやって収益がうまれているのか、どうやれば稼ぐ力が身につくのかを理解することが大事だと著者はいいます。
そうすれば、どんな状況でも自分で稼ぎ方を考えることができます。しかし、そうでなければ、人が言うままにビジネス参加をしてしまい、結局稼げなかったということになってしまうのではないでしょうか。まずは、稼ぐための自分の判断基準を身につけましょう。
もし、ビジネスモデルについていろいろ知りたいと思う方には、この本もおすすめです。図解で分かりやすく書いてあるので、ざっと目を通すだけでも大枠のビジネスモデルを理解できると思います。
ビジネスを生み出す10 STEP
本書の中で面白く、役に立つと思ったのが、ビジネスを生み出すまでの10STEPです。
タネ銭を作る
まずは、お金がないと何もはじまりません。今やっている仕事でもいいですし、バイト、自己アフリエイトでもなんでもいいのでまずはタネ銭を作りましょう。
タネ銭を知識習得に使う
知識0で始めるといらない損失を生むことになります。まずは、始めようよ思う分野の知識を習得しましょう。
タネ銭で偵察など行動費用に使う
結果を出しているライバルを観察するなど、行動のためにタネ銭を使いましょう。
タネ銭を使って、いいと思った商品やサービスを小ロットだけ仕入れる
大事なのは小さく・たくさんテストすること。著者は「テストの鬼」と仲間うちでは言われているそうです。いきなり自分の全財産をかけてビジネスをスタートするととんでもないリスクを背負いこむことになります。まずは、テストをしっかりやってみて、本当に儲けがでるビジネスなのかを確認する作業が必要です。
実際に売ってタネ銭を増やす
小さくテストをしながら、タネ銭を増やしていきます。
売ってみて問題点を明確にする
すぐにはうまくいかないので、何が問題なのかを課題を明確にしていきます。
問題を修正しながら売ってみる
課題を解決しながら、改善していきます。結果として、どうにもならなかったら撤退も考えなければいけません。
手ごたえを感じたら、テスト規模を3割増しでテストを重ねる
さらに回してタネ銭を増やす
ビジネスをして展開するかを考えてみる
ここで初めてビジネス展開を行うかを考えます。
著者は、かなり慎重にビジネスを作り上げています。実際に自分でビジネスをする場合もできるだけ失敗のリスクを下げるためにも、PDCAを回しながら、ビジネスの成功率を高める必要があります。
「ビジネス構築をするための3つの要素」と「マスターすべき3つのスキル」
また、本書で紹介していたのが、「ビジネス構築をするための3つの要素」と「マスターすべき3つのスキル」です。
まず、「ビジネス構築をするための3つの要素」は、
テスト
偵察
聞く力
著者はこの3つの要素を活用し、ビジネスの種を見つけて育てていったそうです。
そして、「マスターすべき3つのスキル」は、
マーケティング
セールス(コピーライティング)
顧客心理の理解
この3つはお客さんの集客に影響します。結局のところ、集客ができれば何とかなります。
どんなにいい商品も集客できなければどうにもなりません。
実践を繰り返しながら稼ぐ力をアップさせる
なんでもそうですが、ただ学んだだけでは身に付きません。インプットを意識して、学びを実際に使いながら必要なインプットをすることで稼ぐ力を得ることができると著者は本書の中で言っています。
まとめ
本の中で聞く力を駆使して、ビジネスチャンスを知るという話がありました。それは、今コンサルとして仕事をしている中でも活かせるなと感じました。
コンサルは、お客さんとお話しをして何が困っているのか、どこまでこちらとして動けばいいのかといった期待値を知り、それを103%くらいで提供する必要があります。この少し上を行くというのが大事なのですが、それを知るためには聞く力は本当に大事です。
本書では、ほかにもいろいろと著者の経験をもとにした失敗談を含め、ビジネスの考え方が書いてあるので、興味がある方は一度読んでみてはいかがでしょうか。