こんにちは、KOMです。
ITコンサルとして働き出して、実際に現場にいると今後はこんなスキルが必要なんじゃないかなと思うものがあったのでしょうかします。
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IT業界は慢性的な人不足
現場で働いていて、とにかく人不足を感じます。こんなシステムを作りたい、こんなサービスを提供したい!というお客さんのニーズはあるもののリソースが足りなくて、優先度を決めて一つずつ対応していきましょうというのが現状。
さらに、人不足のため売り手市場になり、技術者の単価も上がっているので、開発コストもすでに上がっている。
例えばパーソルキャリアが運営する転職サービス「doda(デューダ)」の「転職求人倍率レポート」によると、2018年12月時点での技術系(IT・通信)職種の求人倍率は8.77。転職希望者1人に対して8.77件の求人がある計算になります。
そりゃ、条件がいいとこに行こうとするよね。
募集はしているものの、欲しい人材かというと
ただ、面接には来てくれるものの欲しい人材ではないというケースも聞いていると多いようです。
お客さんも積極的に募集しているのですが、話を聞いてみると「欲しい人材ではなかったんだよねぇ」という話もよく耳にする。
いくら人が欲しいと言っても、質が伴なわなければ意味がないので、この質というのも大きな問題になっているようです。
今こそオフショア開発が伸びてくる
では、どこから人材を確保するか?単純に考えれば、国内にいなければ海外に行けばいいじゃないという理論になるのでしょう。
実際に日経新聞でもベトナムのIT人材に注目が集まっているということが記事になっていた。
ただ、オフショア開発にもいろいろ問題があるのも事実です。前の会社でも過去にインドの人材を何十人も抱えていたが、気づけば契約を切っていた。
なんでか?特に金融業界だと日本の開発標準などは厳しく、結構外国人開発させると品質があまりよくないということがあり、断念したという経緯があるようです。
ほかにも話を聞く限りでも、品質管理があまい場合が多いような印象を受ける。
ITコンサルの腕の見せ所とは?
そして、ここで登場するのがITコンサル。必要になってくるのは、コミュニケーション力を活かし、海外ベンダーコントロール、プロジェクト推進のスキルが今後はより必要とされるのではないでしょうか?
日本の業務部門のお客さんは、システムもわからない上に、外国人が開発となれば、そうコントロールしたらいいかわからない。
単価の上がった日本人を雇うよりも安いかもしれないが、品質や納期、いわゆるQ(品質)C(価格)D(納期)を気にするので、これをうまくコントロールしてあげれば、かなり頼れる存在になるのではないかと思います。
もちろん、仕事で使える語学力も必須!まずは、英語をしっかり準備しておくのがいいのではないでしょうか。
今のうちに経験値を上げておく
では、どんな準備をしてくといいかというと、外資のコンサルファームにいれば外国のベンダーと仕事をする機会も多いので、積極的にかかわり、海外ベンダーコントロールの経験値を上げておくのが効果的ではないかと思う。
やってないとわからない落とし穴などを今のうちにたくさん経験しておこう!
また、ベーシックなPMスキルを学ぶために情報処理技術者のPMを受けてみたり、国際資格であるPMPを目指してもいいのではないでしょうか。
先を考えて自分が学んでおいた方がいいことを考える
少なくてもプロジェクトマネジメントスキルは、システム開発だけではなく、多くの現場で活かせるので、今から人口が減少する日本では必須のスキルになるのではないかと考えている。
最後に
これから、日本の人口は減少する、外国人移民が入って来るなどの話があるが、その先に自分の強みをどう活かすか、どんな準備をしておくかを考えると、今の経験をこう活かそう、こんなスキルや経験をしておこうと考えることができると思います。
そういう風に考えると、日ごろの仕事も楽しみながらできるのではないかと思います。