こんにちは、KOMです。
今回紹介する本は、「コンサル1年目が学ぶこと」(大石哲之 著)です。
この本を読んだきっかけは、まさにコンサルへの転職が決まったタイミングです。
何冊か読んでいるのですが、その中の1冊としてこの本を読みました。他の本についも別の機会にご紹介したいと思います。
Contents
この本をお勧めしたい方
私のようにコンサル業界に初めて入る方
SEになる方
すべての社会人1年目
この本は、正直なところすべての社会人1年目の方に読んで欲しい本です。コンサルが学ぶということは、生産性を求められるすべてのビジネスパーソンが損はないと思います。
SE時代に学んだことがたくさん
実際に読んでみた感想ですが、私はSE時代に学んだことがほとんどでした。とはいえ、事業会社ではあまり意識しなかったコンサル的な考え方について、学ぶことができたので、読んでよかったと思います。
また、この本で書かれていたころは、実践で学んだので、できれば事前にこの本を読んでいたらもう少し楽になったのかなとも思います。
社会人1年目に悩んだ議事録の書き方
特に、この本に書いてあった議事録の書き方については、あー、1年目苦労したなということを思い出しました。
この本で紹介している議事録役割とは、
決まったこと、確認したいころ、簡潔に書いて、 関係者に流し、間違いがないか確認してもらって、決定とすること。
議事録に書くべき4つの基本事項
日時
場所
参加者
アジェンダ
議事録に書くべき4つの重要事項
決まったこと
決まらなかったこと
確認が必要なころ
次までのTODO(誰のTODOか明確に)
これらの項目を簡潔にわかりやすく書くことが大切です。
議事録を書くことは新人の仕事
基本的に議事録を書くのは新人の仕事なので、事前に過去の議事録を見せてもらって、フォーマットであったり、書き方だったりを見ておくことをおすすめします。
いざ議事録を書こうと思って困ること
発言者の名前がわからない
専門用語、略語がわからない
だいたい、この二つで困ります。例えば、携帯の録音機能を使って録音して後から聞きなおしてみるとか、わからない専門用語などは先輩にお願いして録音を確認してもらい、教えてもらうとか工夫をしておくといいでしょう。
言葉として言っていないけど、裏の意味が隠れていたり、前提条件があったりと1年目では分からないことがたくさんあります。その割に、文章として証拠が残るし、議事録の送り先は偉い人がたくさんで最初は本当に緊張しました。
そのうち慣れてきますし、最初は偉い人もちゃんと教えてくれます。ただ、いつまでもできないのは問題なので、できるだけ早いうちに議事録は書けるようになりましょう。
「分からないことは、分かる人にさっさと聞く」というのが上達のコツです。
まとめ
一番新人時代に困った議事録を例にとってご紹介しましたが、そのほかにも1年目に学んでおきたいことがわかりやすく書いてあります。
1年目の方はもちろん、自分の社会人スキルを見直したいという方にもおすすめの1冊だと思います。